「折込チラシは、新聞購読者の年齢が高いから、ターゲットにしたい層とずれている」というお話を耳にするようになりました。数年にわたる「購読者の年齢が高くなっている」という風潮ですが、だからといってチラシの力がなくなったわけではありません。
〇「新聞購読者」=「新聞・チラシを目にする人」?
そもそも、購読者として登録されるのは世帯主が一般的ですが、果たして本当に世帯主しか新聞を読まないでしょうか。世帯主の配偶者や息子さん、小さな子供でさえ興味があれば読む機会があります。一緒にお届けされる折込チラシは、さらにその世帯の誰の目に入るかわかりません。購読している祖父・祖母から息子・娘へ情報が伝播することも考えられます。
他の広告と比較して、折込チラシの最大の利点は保存性が高い点です。そのチラシがそのご家庭に届いていて、即捨てられでもしない限り、情報が生きるタイミングやルートはいくらでもあり得るのです。生活者にとって価値のある情報であれば、それがリーチさえすれば、チラシのパワーは十分に発揮されます。
しかし、広告主様から「もっとチラシの反響を強めたい」「若いお客様を増やしたい」という声を頂戴しているのも事実です。新聞購読者以外にもお届けする事で、広告主様の情報と接触する機会を増やす必要があります。
河北折込センターは、このご希望を見逃していたわけではありません。新聞をご購読いただけていない世帯に向けても、チラシで情報をお届けすれば効果は高まります。
新聞購読層以外のご家庭へのリーチも獲得するために、河北折込センターがとった対策とは⇒後編へ