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営業部で制作・印刷を担当しているKです。

近年、世界各地で戦争や紛争が多く、なかなか心穏やかに過ごせる日がありませんね。

今回は “守るため” 表示される「赤十字マーク」について、ざっくりとした説明をします。
広告の表現にも関わりますので興味のある方はご一読ください。

説明内容は「日本赤十字社」の「赤十字標章パンフレット/知っていますか?このマークの本当の意味」を参考または一部抜粋しております。

まずは「赤十字マーク」の意義です。

戦争や紛争地での救護に関わる方々と施設を守るために掲げるマークとなります。
マークを掲げている救護員・施設にはジュネーブ条約で攻撃対象としてはならないことになっています。
また、マークには「赤新月」「レッドクリスタル」などがありますが、「赤十字」と同じ条件・効力となります。

そして、「赤十字マーク」は “気軽に使用することができません” 。

私個人では「赤十字マーク」は病院や医療のイメージがあり、幼少の頃、落書きで「病院」や「看護師(当時の表現で看護婦の方のナースキャップ)」を表現する時、「赤十字マーク」を書き込んだりしていました。

実際には、マークを使用できるのは「赤十字病院」や法律に基づいて使用が認められている組織だけとなり、例外はありますが病院や救急箱、薬局等、また会社の社章やブランドマーク、さらにはグッズ化することや医療(救急)をイメージした広告等で使用することはできません。

また、“赤十字マークに類似したマーク” も使用することができません。別の赤系統の色で表現したり、十字の線の長さ角度が多少違っていても「類似」となります。

赤十字マークが不適切に氾濫すると、戦時・紛争時の救護活動に支障が生じるとの理由からです。

このように「赤十字マーク」の使用は、条約や法律によって厳しく制限されております。
広告やロゴなどを作成する際には、十分気をつけたいですね。

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